nas:readynas_duo_v2_openwrt_extend_strage
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[ReadyNAS Duo v2][OpenWrt] ストレージを拡張する
概要
OpenWrt化したReadyNAS Duo v2のストレージを拡張する。
OpenWrt化したあとのルート/
のストレージデバイスは、容量128MBしかないNANDフラッシュであるため、パッケージをじゃんじゃんインストールしているとすぐに容量不足に陥ってしまう。
ReadyNASは、2本のHDDスロットを持つNASなので、このHDD上にシステム領域を持たせて、容量不足の心配をなくしてしまうが目的。
戦略
もともとのReadyNASのファームウェアで動いていたときから、HDDのパーティション構成自体は変更していない。
2台のHDDを使って、パーティション構成はそのまま踏襲し、下図のようにRAIDを構成(md*デバイス作成)する。
1番目の領域をシステム、2番目の領域をスワップ、3番目の領域をデータ領域とする。
事前調査
いまのストレージはこんな感じ
hiroshi@OpenWrt:/mnt/md3/homes/hiroshi$ df -h Filesystem Size Used Available Use% Mounted on /dev/root 2.5M 2.5M 0 100% /rom tmpfs 122.3M 2.5M 119.8M 2% /tmp /dev/ubi0_1 104.0M 18.7M 80.6M 19% /overlay overlayfs:/overlay 104.0M 18.7M 80.6M 19% / tmpfs 512.0K 0 512.0K 0% /dev /dev/md3 2.7T 60.0K 2.5T 0% /mnt/md3 hiroshi@OpenWrt:/mnt/md3/homes/hiroshi$
手順
スワップとデータ領域はすでにこちらで作業済みなので、1番目のパーティションをRAID構築、ファイルシステム作成、移行の順で実施する。
nas/readynas_duo_v2_openwrt_extend_strage.1653832801.txt.gz · 最終更新: 2022/05/29 23:00 by nipa28